甘河林業公司
6月にも廃線かと言われる


訪問時期:2002年5月

携行した機材

カメラ:ライカM2、M5
レンズ:Mロッコール28mmF2.8、エルマー50mmF3.5沈胴(戦前:コーティング無し)、ズミクロン50mmF2沈胴、ソーラ90mmF4
フィルム:100F、アクロス100


甘河(ガンヘ)はハルビンのずっと北、加格述奇(ジャガダジ)の西方オロチョン族が住んでいる地域の林業の町です。ここは撮影の許可を取るのが大変難しいそうです。町はほとんど平屋で雰囲気も北朝鮮みたいな感じで大変閉鎖的なムードが漂います。今回はO隊長の周到な計画により撮影が可能となりました。しかし、6月には廃線されてしまうそうです。林業しか産業がないため火災に大変注意を払っていて、車は甘河にはいるのに防火の証明書が必要、屋外での喫煙は御法度、数キロごとにゲートがあり木材を持ち出してかないか検査されます。まったく大変なものです。こんな調子ですから一人で行って潜って撮るなんてことはムリです。やめましょう(笑)。さらに林鉄の撮影では林業警察に別の車の防火の証明書を書いた上、喫煙者は林業警察の担当官にたばことライターを預けなければ撮影地へ向かうことができません!(笑)

甘河の詳しい情報についてはC2FREAK さんのページをご覧ください。


5月2日

新潟からハルビンまでは例のGWあけにおっこってしまった北方航空です。どうも名物ぶっかけ飯がラディンのおかげで無くなったようです。夜行で加格述奇に朝着、午前中には甘河につきますが撮影のための林業警察?での手続きで足止めです。最初われわれ6人3日間で一日1000元の撮影料を要求されましたが現地でガイドに付いた赤服のけばい姉さんがやりこめて3日6人で500元となりました。あとでわかったのですがこのけばい姉さん林業局長の娘だとかでどうりで押しが効くわけでした。実際にはあとで写真の出てくるアーチ橋もこの姉さんのおかげでスムーズに撮影できました。鉄道は撮影できたのですが町や人民の撮影は厳しく制限されました。



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甘河の町を出るとすぐに名物のアーチ橋がありそこから車で40分ぐらいのダート道は線路と関係ない湿地(釧路湿原とかとちがって高い木は生えています)になっています。線路と出会ってからは車で入れる奇力浜(キリビ)まで併走になります。この日は客レは運休で貨レが1本戻って来るというので奇力浜で待ちました。貨レは給水をしたのでそのあと追いかけをしました。トラックは最初珍品モーターカー発見かと思いましたがただの貨物でした。材木は短く切ってあるので迫力がありません。



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後ろの方はこうりゃんだかじゃがいもを詰めた袋、空の台車、変なカブース(しかもステップにも木材)とまるで模型です。列車はこれ1本きりでした。


5月3日



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この日は朝、機務段で仕業の確認。客レ1本だけらしい。機関車は有火2台だが使用1台、われわれの滞在中に構内の入れ替えは見れませんでした。8:00前出庫です。



(エ)
こういう感じはとても好きですね。



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アーチ橋を渡っていきます。客レにもカブースを付けるのは甘河の流儀のようです(笑)。川にはまだ氷が見えます。この写真は氷の上で撮ったのですが翌日列車待ちの間に「ドバーン」と落ちました。(^^;



湿地帯です。天気は曇り多くいまいちでした。気温は−3℃〜5℃ぐらい。



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珍品のカブース。煙突も味があります。



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奇力浜でほとんどの客は降りるようです。バスは走っていないので鉄道が無くなったらどうするんでしょうか? この先、終点まで便乗を試みようとしたのですが林業警察に却下されました。



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”珍品”カブース 甘河にて。



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運材貨車 甘河にて。


5月4日



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この日は列車はないと言う話だったのですが機務段で粘っていると隣駅まで仕業発生! 例のアーチ橋で待つと空台車引いた貨レが来ました。返しは単回にてゲームセット。
閲覧おつかれさまでした。


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(C)Hiromi Masaki