砂漠の町吉蘭泰


訪問時期:2002年1月

携行した機材

カメラ:ライカM2、ニコンFM10
レンズ:ズミクロン50mmF2沈胴、同行のMさんに借りたニッコールAF20mmF2.8、アンジェニュー35-70mmF2.5-3.3、シグマズームγ70-150mmF3.5
フィルム:100F、アクロス100


吉蘭泰(ジランタイ)は包頭の西、銀川の北、鳥海西から延びる支線の終点にあります。今回は2002年6月にはなくなると言われる砂漠の混合列車を撮影に向かいました。我々は飛行機で銀川へ入り、砂漠を目指しましたが北京−銀川の飛行機は乗客数不足による欠航が多いようで行きは西安まで行き上海−銀川便に途中乗車する必要がありました。線路沿いに道路はなく、途中の町で一泊し早朝に着いたのは鳥海西から85kmほどの本井です。これから紹介する写真を撮影した砂山までは下調べ不足もあり7kmほど駅から砂漠を歩く必要がありました。ジープがあれば川を走ってすぐそばまで行けるようです。列車本数は極端に少なく朝9:00ごろの鳥海西方面行き混合列車が撮影のメインであとは(あれば)続行の貨物1本、午後に吉蘭泰行き貨物1本ぐらいしか撮影可能な時間帯にありません。



(シ)
1日目は夜が明けきらないうちに混合列車が来ました。もやってて視界がいまいちです。


(ア)
S字を抜けるとわずかに朝日が射していました。


(ア)
日差しが弱いので今戸さんの写真のようには陰影が付きませんでした。このあと続行の貨物はウヤ、午後の吉蘭泰行き貨物は絶気で気づいたときにはカメラの準備が間に合いませんでした。このあと本井へ歩いて戻りました。さすがに往復14kmを2日は歩けないので駅で途中出会ったラクダを手配しようとしたところ保線用のモーターカーを有料でチャーターできたので一安心し、吉蘭泰のホテルへ向かいました。本井の駅長は訪問者に好意的で次はぜひ駅のパオに泊まって欲しいと言っていました。

2日目


(ニ)
S字の奥の山にこの日ジープで後からずけずけと乗り付けた日本人が3人上がったためNG!(怒)。まあ別に責める気はないんですけどね。というかシグマのズームが絞り羽根が動いてなくて露出オーバーでした。(1日目は開放近くで撮っていたのでOK)


(ニ)
本井へ向かうところです。この日は直後にモーターカーが迎えに来るため続行の貨物はあってもなくても撮影できませんでした。


(ア)
鳥海西の近くに美しい橋があるというので行って見ました。混合列車を待つつもりで夕方まで待ちましたが吉蘭泰行き貨物が1本だけ通りました。ちょうどもよおしたSさんは撮り逃してしまいました(笑)。3月にリベンジに訪れたMさんによると反対向きは絶気だそうです。どうもうまくいかないものです。O隊長はこの橋を「未練橋」と名付けました。

撮影情報:
3月に訪れたMさんによると、砂嵐は始まっているようです。もう白煙は期待できないようです。去年の廃止の噂があったがまだ生き延びているようで、とすると無理に訪れるよりは来冬も残っていれば...という方が賢明でしょう。

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(C)Hiromi Masaki